2020年の手紙
- 2020年12月28日
12月28日・月曜日。晴れ。 ここに柳田の面白い文章を引いておこう。わが国の場合、「都市には外形上の障壁がなかったごとく、人の心も久しく下に行通って、町作りはすなわち昔から、農村の事業の一つであった。どこの国でも村は都市人口の…(続きを表示)
- 2020年12月23,25日
12月23日・水曜日。晴れ。本日、ようやく年賀状の原稿、賀状を印刷屋に届ける。150枚とひと頃に比べて半減したが、それでも文面造り、あて名書きの苦労を思うと、いつまでこの慣習を維持できるか自信はない。恩師は卒寿近くまで、端正な賀状を送って下…(続きを表示)
- 2020年12月18日
12月18日・金曜日。晴れ。寒波続く。特に零時以降の深夜の外気は、ダウン入りの外套を突き抜けるほどである。春日部ですらこの寒さであれば、日本海側の豪雪の凄まじさも推して知るべし。かつて、中谷宇吉郎博士が名著『雪』(岩波新書・1938)で、雪…(続きを表示)
- 2020年12月16日
12月16日・水曜日。晴れ。師走も吉良邸討ち入りを越え、いよいよ年末。前回の筆者の読み通り、政府は、ついにと言うか、やっとと言うべきか、GoToキャンペーンの中止に追い込まれた。これに絡む批判は、当然、甘受しなければなるまい。なお、昨日から…(続きを表示)
- 2020年12月11日
12月11日・金曜日。曇り。 重症化するコロナ患者数の上昇あるいは高止まりと共に、死亡者数も増進する中、各地の医療体制は益々ひっ迫しているとは、連日の報道である。GoToキャンペーンとの関連が取り沙汰され、政府はそれを懸命に否…(続きを表示)
- 2020年12月7,9日
12月7日・月曜日。晴れ。過日のジャパンタイムズ(11/4)に、気候変動によって、地球規模の健康脅威が「強まる」とあった。ランセット(英医学雑誌)によりながら、今年は記録に残る2番目の暑さであり、状況をこのまま放置すれば、「COVID-19…(続きを表示)
- 2020年12月4日
12月4日・金曜日。晴れ。 前回書き落として、そうだアレもと気づいた事、自慢がてらにここで添えておきたい。先月11月一杯をかけて歩いた我が総歩数は、締めて306,066歩、一日平均にして10,202歩となる。これは喜寿を越えた…(続きを表示)
- 2020年11月27日,12月2日
11月27日・金曜日。曇り。早稲田までの車中でこんな戯れ句(川柳のつもり)を捻った。 コラコロナ 窓を降ろして 風邪を引き ミツオ GoToの 面子にこだわり 院潰し ミツオ 12月2日・水曜日。雨。ついに師走。3、4年ぶりに路上の易者さ…(続きを表示)
- 2020年11月25日
11月25日・水曜日。雨。コロナ感染第三波、列島を覆う。医療体制の維持か経済の活性化か。政策のバランスをどう取るか。誠に難問である。安倍事務所の問題、噴き出る。それにしても、総理辞職を待ったかのような捜査、あるいは情報リークをどう理解すべき…(続きを表示)
- 2020年11月16,18日
11月16日・月曜日。晴れ。先週1週間を、休載とした。歯の故障により、離乳食風、介護食風の粥に類した食事には大いにマイッタ。いずれそんな時のための準備と覚悟だと、天は我に強いられたのであろうか。それにしても、週2,3日、こうして出かけられる…(続きを表示)
- 2020年11月6日
11月6日・金曜日。曇り。米大統領選、いまだ決着を見ず、それにつれ不穏な空気が醸成されつつある。だがここは米国の良識を信じ、事態の平穏な解決を祈る他はない。 一昨日(11/4・水)の朝日新聞特集記事の中に、「進む分断 異なる意…(続きを表示)
- 2020年10月28,30日,11月4日
10月28日・水曜日。曇り。 10月30日・金曜日。薄曇り。昨日(10/29・木)のジャパンタイムズの記事「ウイルスとの戦闘では、免疫体系が身体を攻撃しうる」を読み、前回の我が主張を補強するものとして、ここに一点だけ引用しておく。なお、同記…(続きを表示)
- 2020年10月23,26日
10月23日・金曜日。雨。本日、トランプ対バイデンの最後のテレビ討論会あり。その帰趨は、アメリカ人ならずとも大いに気になるところである。なお、今回より再び本題に戻って、10月14日・水曜日の論議に引き継ぐことにしたい。と言って、前回の文章が…(続きを表示)
- 2020年10月16,21日
10月16日・金曜日。晴れ。 10月21日・水曜日。晴れ後曇り。前回の文章、時間切れのヤッツケ仕事で、未校正のまま配信し、ご迷惑をおかけした。なお、数日前に一読者より、「特設サイト 新型コロナウイルス」の資料を送られた。これを記して謝意とし…(続きを表示)
- 2020年10月14日
10月14日・水曜日。曇り。昨日、ジャパンタイムズ掲載の「北極ミッション、劣化する北極圏から帰還」の記事を読む。延べ300人の多国籍の研究者が調査船「POLARSTERN」(北極星)に乗り込み、390日に及ぶ空・海、氷、プランクトン、生態系…(続きを表示)
- 2020年10月9,12日
10月9日・金曜日。雨。寒し。 10月12日・月曜日。曇りのちやや晴れ。今年の気候はやはりどこかおかしい。筆者のみの一事だが、月の半分以上は、長傘持参で出かけているような気がする。しばしば、その傘、気づけば杖代わりになっているのは、何とも哀…(続きを表示)
- 2020年10月2,7日
10月2日・金曜日。晴れ。昨夜は満月をしみじみと仰ぎ見る。今月は八百万の神々、出雲大社に詣でる月として神無月といい、春以来の丹青の新米を刈り取り、酒を醸し(ゆえに醸成(かもな)し月とも言われる)、今年の豊饒に謝し、次年のそれを祈願する祭礼の…(続きを表示)
- 2020年9月28,30日
9月28日・月曜日。晴れ。本日より、9/8・(火)で中断された、インカ帝国滅亡に関わる天然痘の問題に戻ることにしよう。 9月30日・水曜日。晴れ。前回の続きだが、はたして話が上手く運べるものやら覚束ない。これは今に始まった事では無いので、ご…(続きを表示)
- 2020年9月23,25日
9月23日・水曜日。雨。新たな台風の接近により、列島の太平洋沿岸部の天気ぐずつく。気温の上下動に体調追いつかず、残念。 9月25日・金曜日。雨。本日、2ヶ月に1度の役員会あり。その後、前回の文章の後半部分に手を入れる。通常であれば、会議後は…(続きを表示)
- 2020年9月18日
9月18日・金曜日。晴れ。本日の出社はかなりこたえた。ヘンテコな陽気、重いリュック、深夜の8千歩近い散歩(?)(一度きりだが、パトカーから付け狙われた)、未明3~4時の就寝、他にもある数々の不徳が重なって、かなりマイッタ。それでも、今の所、…(続きを表示)
- 2020年9月11,16日
9月11日・金曜日。晴れ。清涼な秋空いまだし。 9月16日・水曜日。曇り。このところやや涼しく、夜間のエアコンを止める。 本日は急遽予定を変更し、現在、我が国の諸大学が取り組んでいる授業等のオンライン化と今後の大学像について、…(続きを表示)
- 2020年9月4,8日
9月4日・金曜日。苛烈な残暑なお続く。九州地方には、過去にない強烈な台風が接近中とのことである。国交省と気象庁は、極めて異例な合同記者会見を開き、これを「特別警報級」と呼んだ。沖縄方面の海温が30度に達するというのも異常であり、地球レベルで…(続きを表示)
- 2020年9月2日
9月2日・水曜日。曇り時に雨。台風の余波により、降雨もあるが、大いに蒸す。なお、本欄は本日の配信をもって、300回となるらしい。2014年4月から開始し、6年4か月を数える。ただ続けてきただけのことで、感慨とてまるで無し。 過…(続きを表示)
- 2020年8月31日
8月31日・月曜日。曇り。やや暑さ和らぐ。台風の影響か。 重ねて言う。インカ帝国は断じて烏合の衆では無かった。強固な統治力のもと、帝国は外敵に対して必要な防衛力と組織力を備えていた。でなければ、日本の3倍もの国土の維持や、1日…(続きを表示)
- 2020年8月21,24,26日
8月21日・金曜日。晴れ。但し、この晴れ、炎暑、酷暑の言葉を月並みな日常語にするような異常さである。これはわが語彙の範囲を超えた状況であり、どう形容すべきかを知らない。なお、昨日のthe Japan timesに「食品包装を介したウイルス拡…(続きを表示)
- 2020年8月19日
8月19日・水曜日。酷暑続く。わが日常生活のテイタラクは、今に始まった事ではないが、この暑さの故に無残を越し、もはや崩壊の瀬戸際にある。昼夜逆転はもとより、不規則が規則になった、という具合である。我ながら、コマッタ。その1。会食その他、人と…(続きを表示)
- 2020年8月7,13日
8月7日・金曜日。炎暑続く。 8月13日・木曜日。引き続いての炎暑。さらに、遠雷あり。 2か月後の記事(7/9)には、こうある。研究者らによって、コロナウイルス関連の脳障害が流行する可能性がある、との警告が最近出された。新たな…(続きを表示)
- 2020年8月4,5日
8月4日・火曜日。晴れ。長雨の後、一気の夏日に加えてコロナの再来。この事態に、わが体力では抗しきれず、青息吐息とはまさにこのことである。 8月5日・水曜日。晴れ。昨日を越える炎暑に、気息奄々。 もはや旧聞に属することだが、ジャ…(続きを表示)
- 2020年7月20,29日
7月20日・月曜日。晴れ。打ち続く豪雨と梅雨寒の後、一転して蒸し暑し。体調の変調を来たし、土日の両日、臥す。本日はパソコンの調子悪く、仕事にならない。よって、資料整理日とするが、机上の新聞紙は山となり、もはや何故これらが残されているか皆目不…(続きを表示)
- 2020年7月3,6,8,10日
7月3日・金曜日。曇り時々雨。前回の文章に手をいれた。前回は粗製乱造の気味があり、情けない。文章は日を置いて推敲してこそ、何とか読めるようになるのだ、こう毎回、思い知らされているのだが。 7月6日・月曜日。雨。本日はわが喜寿の誕生日なるが、…(続きを表示)
- 2020年7月1日
7月1日・水曜日。曇り。本日は年後半の初日である。新たな心で立ち向かおう、と意気込むには、国内外を覆う暗雲が巨大に過ぎる。世界のコロナ感染者は1000万人に達し、収束どころか拡大している、とはWHOの警告である。中国、朝鮮半島の政治状況、そ…(続きを表示)
- 2020年6月22日
6月22日・月曜日。雨。今月より週3日の配信を心掛け、秘かに固く決意したものの、早や緩い決意に変わりつつある。来月は、元通りになるやもしれない。理由はネタ切れにあらず、単に疲労である。本日は、6月17日(水)の問題に戻り、それを引き継いで考…(続きを表示)
- 2020年6月19日
6月19日・金曜日。雨。梅雨寒に近い。前回の文章にやや手を入れ、補足した。 本日は、前回に引き続いて、仮題を付すれば「差別されるエッセンシャルワーカー―特に介護職を例にして―」を扱うつもりであったが、急遽、予定を変更し、以下の…(続きを表示)
- 2020年6月17日
6月17日・水曜日。晴れ。本日、暑し。だが湿度は低く、風さやか。 こうした言動が、何故、当人を目の前にしてさえ、悪びれもせず、平然としてとれるのか。言う側の神経の鈍麻もさることながら、介護職に対する根強い蔑視感と共に、替わりは…(続きを表示)
- 2020年6月15日
6月15日・月曜日。晴れ。すでに真夏日の暑さと、梅雨の湿気が「未病」(病気ではないが、健康でもない)の身には堪える。特に、車内冷房と降車時の外気の落差にはマイッタ。それでも、コロナにもヤッツケられず、こうして出歩ける事には感謝せねばならない…(続きを表示)
- 2020年6月10,12日
6月10日・水曜日。晴れ。事務所には来たが、別件の仕事のため発信できず、残念。 6月12日・金曜日。晴れ。 前回、米国の現在の混乱について触れたが、ここで一点だけ補足しておきたい。以下は朝日新聞6/8・(月)朝刊による。「コロ…(続きを表示)
- 2020年6月3,5日
6月3日・水曜日。晴れ。例によって、前回の文章、多少手を入れた。 6月5日・金曜日。晴れ。前回の文章に加筆修正した。 この度のコロナ疫病は、社会の様々な分野で、普段は当たり前に行われている仕事や作業が、担当者、作業員らの感染、…(続きを表示)
- 2020年6月1日
6月1日・月曜日・雨。地下鉄の冷房に当たったか、やや寒い。時に思う。これはサービスなのか、ていのいい拷問なのか、と。 言うまでもなく、介護一般がそうであるが、殊に訪問介護業務ほど「ソーシャルディスタンス」と相容れない仕事は無か…(続きを表示)
- 2020年5月29日
5月29日・金曜日。晴れ。この度、明治大学監事を今月末で退任する。一期4年間の務めであった。今年、77歳の身としては、良い潮時だが、これで大学とは縁切りか、となると何がしか寂しさは残る。だが、これは未練だ。まだボケてはいない(と思う)。一日…(続きを表示)
- 2020年5月22日
5月22日・金曜日。曇天。昨日は冬日のような寒さであった。 例えば、次の記事を読んでみよう。「米の死者 世界最多迫る」(朝日新聞・4/12・日)では、この時点での死者数は1万8千人強、その内の4割がNY州であり、それ故知事は「…(続きを表示)
- 2020年5月19日
5月19日・火曜日。雨模様。梅雨寒と言うにはまだ早いか。前回の文章、かなり手を入れる。 再び言う。疫病が鎮静化したのは、医薬ではない。遠方への移転か屋内生活の維持である。それ以外の手立てとしては、屋内の換気と消毒がある。室内の…(続きを表示)
- 2020年5月12日
5月12日・火曜日。晴れ。すでに蒸し暑し。前回の文章にやや手を入れる。 以下では、デフォーの『記憶』にもう少し関わろう。ペスト蔓延の最盛期には1日2万人もの死者を出したとされる猖獗ぶりであったが(もっともこの数値には彼自身疑念…(続きを表示)
- 2020年5月8日
5月8日・金曜日。晴れ。前回記したわが自堕落な、だがどこか規則的な生活は今も続く。お蔭でいまだ感染を見ない。 一昨日、緊急事態宣言による都市封鎖の期限を迎えたが、コロナ禍の収束は見込めず、今月一杯の延長が政府によって要請された…(続きを表示)
- 2020年4月30日
4月30日・木曜日。晴れ。明日より皐月。ほぼ3週間ぶりの出社である。コロナ感染を恐れ、春日部に蟄居。日々、近くの喫茶店通いと22時以降から1時間ほどの散歩で、8千歩以上を踏破し、免疫力向上に努める。と言って、就寝4時から5時、起床13時以降…(続きを表示)
- 2020年4月2,8日
4月2日・木曜日。晴れ。風強し。 4月8日・水曜日。晴れ。昨日は、安倍総理による「緊急事態宣言」の出された歴史的な日であった。現下のコロナ禍が、日本はじめ世界に及ぼす影響、その行方に注視せざるを得ない。本日は前回の文章の修正である。 &nb…(続きを表示)
- 2020年3月27日
3月27日・金曜日。晴れ。本日、自宅付近のバス停から春日部駅までの4駅は無停車で、乗客は我れ1人。思わず運転手に、こんな事があるのかと訊けば、たまにあるとの事。でも、これはコロナの影響でしょう、という。過日、春日部市にも感染者がでた。東京圏…(続きを表示)
- 2020年3月11,17日
3月11日・水曜日。晴れ。幸い、今の所コロナウィルスの餌食には成ってはいないが、この一週間ほど高血圧に悩まされた。ストレスからくる肩こりのためと思うが、鍼灸治療により何とか落ち着いてきたようだ。相も変わらぬダラシナイ生活がたたったか。 3月…(続きを表示)
- 2020年2月18,27,28日
2月18日・火曜日。晴れ。 2月27日・木曜日。晴れ。コロナウィルスの行状、益々不可解にして、世界を恐慌状態に叩き込む。1348年、ヨーロッパに蔓延したペスト禍(黒死病)は古代の医学的権威を否定し、新たな台頭を促した。政治経済的な転換の契機…(続きを表示)
- 2020年2月14日
2月14日・金曜日。曇り。バレンタインデーとは言え、我が昔日の華やかさは最早なし。今さらそれを嘆く歳でもないが、南極の気温が本日20度Cと聞いては、地球の存続を真に憂うる。先行きの艱難をジッと考えれば、恐るべきものがある。 こ…(続きを表示)
- 2020年2月5,12日
2月5日・水曜日。晴れ。早や風緩む。立春のゆえと言うより、暖冬異変の現れの一つに過ぎまい。今夏の猛暑ぶりが今から思いやられる。風邪のぶり返しに苦しみ、一週間。と言って、病院に行けば、コロナウィルスにやられそうで、ただ家で咳き込むばかり。今日…(続きを表示)
- 2020年1月23,31日
1月23日・木曜日。小雨。やや寒し。 1月31日・金曜日。晴れ。今週は寒さと疲労が重なり、風邪気味。よって一日置きに寝込む。本日、不承不承、マスクを着用するが、コロナウィルス感染を恐れたと言うよりも、ウッカリ咳き込めば周りの刺すような視線が…(続きを表示)
- 2020年1月14,21日
1月14日・火曜日。晴れ。年改まり、早や半月。 1月21日・火曜日。晴れ。寒風やや強し。 前便では、山梨県の山中で目の当たりにする、無惨に抉り取られた「山川」の「真に荒涼とした」姿にたじろぐ一読者が、これは都会の建築資材用の土…(続きを表示)
- 2020年1月9日
令和2年 1月9日・木曜日。晴れ。 先ずは、年頭のご挨拶を申し上げます。明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。私事ですが、今年の賀状にはこんな一文を添えてみました。お蔭様をもって、クリエイト社の我が「ブログ「金子光男の…(続きを表示)