2014年の手紙
- 2014年12月18日
12月18日・木曜日・晴。風強し。 私が週一遍通う、ここ早稲田の事務所の近くに鶴巻南公園がある。「都の西北早稲田の杜に」と今も歌われる地区ではあるが、いまやその杜は住宅やビルに取って代わられ、その面影は大学構内や周辺地域に僅かに偲ばれるく…(続きを表示)
- 2014年12月11日
12月11日・木曜日・雨。 我が出社日は、一応水曜日と独り決めしており、4月以来、何とかこれを維持してきたが、夏以降は大分怪しくなってきた。水曜になったり、木曜になったりと。春日部から早稲田までの時間は、ほぼ1時間20分ほどで、前職の調布行…(続きを表示)
- 2014年11月27日
11月27日・木曜日・二日ぶりの晴天。それだけで気分は良し。 拝復、過日はお手紙並びに御著『ショーペンハウアー』(清水書院)をご恵贈下さり、有難うございました。その折私には読みさしの本があり、その読了の後、本書に、と思い、本日までお礼が遅れ…(続きを表示)
- 2014年11月19日
11月19日・水曜日・晴 昨日、高倉健氏が亡くなった。健さん、と国民各層からその愛称で呼ばれ、慕われ、そんな風情がピッタリの人柄であった。映画人として初の文化勲章を受賞されるほどの大スターでありながら、偉ぶらず、撮影現場では周囲に配慮を怠ら…(続きを表示)
- 2014年11月12日
11月12日・水曜日・雨のち曇り 前回私はT・O君からの手紙を披露し、それについて若干のコメントを付した。それにたいして、我が携帯メールに2件の応答があった。そんな応答が私をその気にさせるので、今後もヨロシク、と申し上げておこう。本日はその…(続きを表示)
- 2014年11月5日
11月5日・水曜日・曇天・夕刻の風いよいよ寒し。 昨日、こんな手紙を貰った。以下は私への私信ゆえ、プライバシーにふれる微妙な所は適当に変えてある。諒とされたい。 金子光男先生へ お久しぶりです。私は現在、宇宙飛行士目指して、文武両道とも言え…(続きを表示)
- 2014年10月31日
10月31日・金曜日・曇天・なかなか晴天続きとは行かず、はや11月を迎える。 大分前、年をとることは必ずしも悪いことではない、といったことをここに書いた。先が見えることで、大それた望み、野心――といっても普通、それらはたいした事ではないのだ…(続きを表示)
- 2014年10月22日
10月22日水曜日・冷雨、いよいよ秋深し。 本日は、前三回におよぶ拙訳の記事について簡単にコメントし、一応のケリをつけておきたい。この一文が、現在われわれ日本人を大いに困惑させ、また傷を負わせている従軍慰安婦問題に対し、我々がどう向き合い、…(続きを表示)
- 2014年10月15日
10月15日・水曜日・雨。秋深まるも、その実感いまだし。温暖化のゆえなるか? この新たな郊外地に隣接して、破壊された家々の瓦礫の山が放置されている。だが、残されたバラックの数ブロック先では、部分的に出来上がったマンションが打ちつけるハンマー…(続きを表示)
- 2014年10月3日
10月3日・金曜日・晴暑し 韓国は1950年から53年にかけた朝鮮戦争の破壊後の数十年間を、米軍に深く依存した貧しい独裁政権のさなかにあった。歴史家の分析に依れば、韓国政府は、こうした女性たちを何千という駐留米兵たちにとって不可欠な存在だと…(続きを表示)
- 2014年9月24日
9月24日・水曜日・曇りのち雨、いよいよ吾は雨男にナリしか。 過日(2014・9・8・月)、ジャパンタイムズに以下の記事を読んだ。当記事がこの種の問題に関心をもつ方の参考になればと、拙訳を試みた。なお、記事はJoyce Leeなる記者の手…(続きを表示)
- 2014年9月17日
9月17日・水曜日・本日も曇り(以下は、過日読んだ書籍への礼状をかねた感想である) 前略、ご無沙汰しております。あの長く、暑い夏が急転し、一気に秋の気配。その後、お変わりございませんか。小生、この4月に退職してより気ままな、と言っても私ども…(続きを表示)
- 2014年9月10日
9月10日・水曜日・連日の曇り。台風の接近を伝える。ふたたびの災害を憂う。 今回は、前回の問題にチョイト補足し、これにケリをつけることにしよう。題して、オマケの補足。その取っ掛かりは、「需要は、いったい何処にあるというのか?」である。途上国…(続きを表示)
- 2014年9月3日
9月3日・水曜日・曇天・涼し。 いまや、地球上に新市場はもはやなし。かくて、利潤獲得のチャンスを失った資本主義経済は、終焉を迎えるはずであった。だがここに、あらたな主役が登場する。誰か。金融機関だ。ただその彼は、昔どうりの彼ではない。IT装…(続きを表示)
- 2014年8月27日
8月27日・水曜日・曇天。あれほどの熱暑もようやく息切れか?まさに夏バテ?!で、こうなる。居座った 残暑もそろり 虫の声 ここで、水野氏の見解を簡単に記しておこう。もっとも、詳しく論ぜよ、といはれても、そうはいかない。ほんとは、私には良く分…(続きを表示)
- 2014年8月22日
8月22日・金曜日・相変わらず熱暑は続く。ただし九州・中国地方の豪雨は惨たり。 それにしても、わが列島の気候はどうか。雨が降れば記録的な豪雨(と言って、こう毎回の事であれば、記録的もなにもなかろうものだ)、しかも集中的、持続的で、降らねば焼…(続きを表示)
- 2014年8月13日
8月13日・水曜日・猛暑ヤヤ和らぐ。こんな句を詠んだ。影帽子 気付けば長し 法師なく。 話を進める前に、少し将棋のことを言っておこう。これは相手の王を詰ますゲームであることは、誰でも知っている。まず駒の動きに精通したら、序盤、中盤、終盤の進…(続きを表示)
- 2014年8月6日
8月6日・水曜日・炎熱地獄の日々 先の事例は、なかなか面白い問題である。人間は、色々の分野で自分より強く、早く、正確な能力をもつ生き物や機械その他諸々のあることを、勿論、知っている。そして、それらと力比べをしようとはしないし、仮にそんな事で…(続きを表示)
- 2014年7月30日
7月30日水曜日・炎暑 前回予告のとうり、天童市でささやかな公演会をもった。聴衆は30名チョイ、年代的には6,70代の方々で、ご婦人もちらほらみられた。とても将棋に興味があるとは思えなかったが、それでも皆さん、最後まで熱心にお付き合いを頂い…(続きを表示)
- 2014年7月23日
7月23日水曜日・大暑 明後日、私は山形県天童市に出かける。大学からの誘いで、一つ話をするためである。題して、「将棋と私」。その内容は、つぎのレジメ?から察していただきたい。本日はこのレジメ作りに精魂を使い果たしたため、これまで。 将棋と私…(続きを表示)
- 2014年7月16日
7月16日・水曜日・梅雨明け近し・熱暑 この話も4話目になる。今日でけりをつけよう。飽きても来たし。ともかく、私の言いたいことは、こうだ。教師として採用されたその後のキャリアが決定的である。それが彼の人格を固定する。教師を目指す者は、恐らく…(続きを表示)
- 2014年7月9日
7月9日・水曜日・雨のち曇り。台風による沖縄の惨害を思う。 倫理学の課題は、人と人の関りのあり方、その規範、規則とはいかなるものかを検討、考究することにある、といはれる。こうして、人の振る舞い、挙動挙措、さらには生き方までもが示される。著し…(続きを表示)
- 2014年7月2日
前回は、教師の資質の話であった。私の教師像とは、概ね真面目、義務感は強く、それだけに他者に対しては厳しい。そんなところだ。これは決して非難されるばかりのものでもなかろう。いな、むしろ褒められてしかるべき長所である。生徒には、時に厳しく接し、…(続きを表示)
- 2014年6月25日
6月25日・水曜日・ゲリラ雨? チョイと、最近はこのパソコン遊びも中々面白くなってきたのか、いくらか積極的に向き合える気がする。何事であれ、進歩がなけりゃあ、その気にもならんし、第一興味が湧かん。教育とは、人をそのように導いてやる、そんな営…(続きを表示)
- 2014年6月18日
では、人はどんなふうにして、その絶ちがたい思いをサッパリとするのか?その見事な例を、お目にかけよう。わたしの友人の話である。間違ってもらっては困る。私ではない。これはもう、キッパリと申し上げる。 男子なら、タマ算を知らぬものはいない。誰でも…(続きを表示)
- 2014年6月11日
6月11日水曜日。本日も雨。だからというわけではないが、今日も前回の話におつき合いいただこう。年を重ねれば、人は自然に熟するというものでもない。では、なぜ近頃の年寄は、いつまでたってもガキっぽく、なにか諦めのつかない、枯淡の境地にはほど遠い…(続きを表示)
- 2014年6月4日
わがパソコンの腕前は、一向にはかどらない。それも道理。一週おきに休んでいては、進歩の仕様がないではないか?しかも、週に一度の二時間足らず、ときたモンだ。これではまるで、どっかの大学の英語の授業のようなものだ。週に一度、大先生が選んだテキスト…(続きを表示)
- 2014年5月21日
5月21日・水曜。このところ、水曜のたびに雨が降る。時に、雨は恵み、慈雨ともなるが、これを受けるこちらの気分次第で、印象はまるで反対だ。何事もそんな具合に、心の動き、気の向くままに、同じ事柄が晴れたり、曇ったり、あるいは青になったり、赤にな…(続きを表示)
- 2014年5月14日
5月14日・水曜日。二週間ぶりにパソコンにむかう。三回の訓練の成果は灰燼に帰する。嗚呼!ナンタルことか。何となく手におぼえた感触は、ほとんど消え失せ、ホトンド初めからやり直しだ。それにしても、世の人々はエライ。こんな機械?を、いとも簡単に操…(続きを表示)
- 2014年4月30日
本日をもって退職一カ月とはなった。「毎日が日曜日なる結構な日々」とは聞かされていたが、このひと月はなにやかや、早々のうちに過ぎてしまった。といって、これまでのわが生活の中に、長い休日のつづく日々がなかったわけではない。我が前職は教職であり、…(続きを表示)
- 2014年4月23日
本日は4月23日。第二日目のパソコン訓練日である。前回よりは、少しはましになっておれば、それで良しとせねばなるまい。両手を使い、できる限りの指を駆使して、まず第一にパソコンに慣れることだ。と言っても、やってみれば、それほど大変なことでもない…(続きを表示)
- 2014年4月16日
今日から私は早稲田の事務所にて、まずパソコンの手習いを始めることにした。初めはゆっくり、あまり焦らず、だが確実に進んでいけばよろしい。何やら規則やら技がいろいろあって、なかなか面倒だが、ミンナやっていることだ。ナントカなるだろう。今日はもう…(続きを表示)