2023年10月04,06日

10月4日・水曜日。雨。
10月6日・金曜日。晴れ。昨日は一転、寒いほどであった。そして、本日はやや暑い。皆様、呉れぐれも体調管理に気をつけられよ。とは、当方こそ自戒すべき事なのだが…。本日は前回の文章を整えたつもりである。

昨日(10/3)、12時半より、筆者の母校・独協学園の同窓会が原宿の南国酒家で開かれた。会場には独協傘寿会とある。つまり、今年八十歳を迎えた同一学年の独協卒業生が、一堂に会して旧交を温めたという次第だ。ざっと見渡して、5~60名ほどの会合である。この学年は、当時7組まであったらしく、一組50名として、350名ほどになる勘定だが、それから見れば、参加率は中々のものではないか。首都圏を超えた遠方よりの参加者もあり、本会がそれだけ心待ちにされていたことが分かる。企画、実行の労を取られた主催者、幹事には心よりお礼を申し上げたい。有り難うございました。
本会は10年前、同一会場でたしか古希会(?)として開かれたが、筆者は出席と返信しながら、当日は止むなく欠席してしまった。閉会に当たり、主催者の、前回はもう少し盛会であり、参会者に若さがあった、との言葉が妙に心に残った。それはそうだ、本日この場に出席した皆のこれまでの星霜が、さらに10年、積み重ねられたのだから、と。そして主催者から、会としてはこれを最後とし、今後は各自で交流を持ってほしいとの言葉が添えられ、一本締めで締めれられた。
会は15時半までの3時間であったが、終了後は、皆三々五々帰っていく姿が面白かった。まだ陽も高く、中秋とは言え、まだ青々とした葉を留めている大きな欅並木に覆われた表参道の賑わいの中(昨日の参道はインバウンドの影響か、人出はかなりのものであった)、どうしたわけか何事もない様子で帰宅についていくではないか。かつては二次会、三次会と続き、帰宅は決まって深夜に及んだはずである。そこそこのカネと暇もありながら、身体が付いていかぬ。誰もがそれを知っているので、互いに誘いもしない。あの連中が静かになった姿を見て、かすかな哀愁を覚えたものである。
対する当方は、人混みの中、坂を下り、また昇って表参道駅まで歩くと、歩道に面した瀟洒なレストランが目に入る。早速、案内を乞い、そのテラスに陣取ると、おもむろに珈琲一杯とやった。こうして、樹々の間を行き来する車や人々の賑わいを眺め、読みさしの本を読んでは、2時間ほどを過す。〆て千円。店内では、ディナータイムの準備が始まり、あのまま居続けたら、もっと酷い目にあっただろう。
その後、銀座線で浅草に回り、久しぶりに洋食のヨシカミに向かう。評判のステーキなどではない。そんな重いものはとても行けない。サラダ、スープセット、半ライスのカレーをとる。あまり上客でないのは承知の上だが、それでも馴染みでもあり、よく知るコックさんからは、暖かく迎えられたのは、嬉しかった。
春日部着は22時半をこえていただろう。当日は、私にとっては殊のほか早起きであった(10時)。その上12時間の東京行はさすがに堪えた。普段であれば、歩くところを、欲も得もない、バスに乗る。携帯の歩行数をみれば、ほぼ9千歩。新聞、テレビをと思う間もなく、床についたのは、23時チョイ過ぎか。柄にもない早寝のゆえであったか、深夜に眠りが途切れ、小一時間ほどニューヨークタイムズと格闘していたら、朦朧となって寝落ちしていたようである。


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