黒ショウガ Kaempferia parviflora をご存じですか?

和名は「黒ショウガ」学名を Kaempferia parviflora(ケンペリア・パルウィフローラ)といいます。
秋ウコンの主成分であるクルクミンと、ショウガ科植物の中では珍しく17種類以上のフラボノイドを含んでいる植物です。日本では聞きなれない植物ですが、原産地の一つであるタイでは、1000年以上も前からお茶や粉末にして飲用されています。

この「黒ショウガ」を「黒ウコン」と表記する人もいますが、原産国のタイでは Krachai Dam(ガシャイダム)と呼ばれ、Krachai(ガシャイ)はショウガ、Dam(ダム)は黒を意味し、ウコンは別の呼び方がありますので、和名のとおり「黒ショウガ」と表記するほうが適しています。また、タイ語のガシャイダムのローマ字表記である Krachai Dam から、「クラチャイダム」と読んでしまう方もいますが、タイでは Krachai はクラチャイとは読まず、ガシャイと読まれますので、タイの人に「クラチャイダム」と言っても通じません。

黒ショウガ Kaempferia parviflora は、ウコンやショウガの仲間

東南アジアには1500種類以上のショウガ科植物が存在し、日本で普段食べている「ショウガ」も日本固有のものではなく、東南アジアが原産です。冬には体を温め、夏にはピリッとする辛味が食欲を増進させてくれるので、冷ややっこ、アジ・カツオなどの薬味やショウガ湯として好んで食されている方も多いのではないでしょうか。

また、「ウコン」は、カレー(黄色の粉 ターメリック)に使われるだけでなく、最近はお酒をよく飲む人にも広く知られるようなっていますが、この「ウコン」も日本の植物ではなく東南アジアの植物です。

主なショウガ科(Zingiber科)植物

ジンギベル属
Zingiber
ショウガ
Zingiber officinale
ミョウガ
Zingiber mioga
クスリショウガ
Zingiber cassumunar
クルクマ属
Curcuma
秋ウコン・ターメリック
Curcuma domestica
春ウコン
Curcuma aromateca
紫ウコン・ガジュツ
Curcuma Zedoaria
アルピニア属
Alpinia
ナンキョウ
Alpinia galanga
ゲットウ
Alpinia zerumbet
ケンペリア属
Kaempferia
黒ショウガ
Kaempferia parviflora
他44属 1500種類以上

 

→ 黒ショウガの主な含有成分