2019年1月22日

1月22日・火曜日。晴れ。

 

新年早々、情けない話二題。前便を配信した辺りに風邪をひき、二日ほど寝込んだ。だがいまだ咳が残り、一週間前に処方された四種の薬はほぼ尽きた。その中の鎮咳剤が特にいけない。毎食後二錠服用とあり、律儀にこれを守ると、程なく懈怠と眠気に襲われ、たちまち意識混濁に堕ちる。これを押して活字を追っても詮無いことで、とても理解できるモノでは無い。当初、これに気づかず頑張った挙句、オレはとうとうバカになったと、かなり落ち込んだが、歳による衰えは確かにしても、それだけでは無いらしいとやや安堵する。かくて本日、漸く出社に及んだ次第である。なお、風邪の元凶は孫娘で、学校から運んできたのだが、そこで「おマエのせいで風邪ひいた」と言えば、「アラ、ヨカッタワネ」と一片の同情もないには、これもマイッタ。

あと一話は、これも悲惨。その同じ頃、携帯電話機が見当たらない。家探しをするも発見できない。失くしたかと、ガックリ。紛失した翌日の深夜のことである。呆然としながら手帳を繰れば、こんな事もあろうかと何年か前に記した、それ専用のドコモの番号を発見。こんな時間に繋がるものかと訝りながら問い合わせると、応答があった。まさに天からの救いの声であった。早速、通信止めとし、その後の手続きを聴けば、警察に届け、受けた書類を持ってドコモに行けば購入できるという。

翌日、病院の後、朦朧としながら、春日部のドコモショップで必要な手続きを取る。二日後、紛失したと全く同じガラケイが来た(番号・メールアドレスは従前の通り)。この際だから、スマホデビューを考えなかった分けでも無いが、店員がわが顔を見てかどうか、頻りにこれを勧めるので従ったまでである。余程、頼りないと思われたのであろう。

かくて、今や以前のデータを全て失い、少しづつ復元している最中であるが、昨日ドコモセンター(?)から連絡があり、失くした携帯電話は無事、警視庁遺失物センターに保管されているとの報を受けた。どうやら、これ以上の被害の拡大を防げたらしいことに、まず感謝する。勿論、こんな思いは二度と御免だが、今後、こんな事に出会った人には、私なりの有効なアドバイスをしてやれるかも知れない、と思えばよい経験であった、と負け惜しみを言っておこう。そして、新年早々の詰まらぬゴタゴタであったが、これは今年の厄落としで、本日以降、我が生活は隆盛の一途をたどるに違いないと、神にも仏にもすがってやってまいりたい。

と言う次第で、本日は「社会のたたみ方」の論考は、休載とさせて頂いた。


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